十全治療院 福田 正一のご挨拶
B.J.パーマー理論との出会い
私事で恐縮ですが、不運にも1980年に交通事故に遭い、むちうち症で首がとてもつらくなり、不眠・倦怠感・頭痛・背部痛など、様々な体の不調に苦しみ抜きました。
私の悩みに対応することのできない現代医学に対する不信感も手伝い、「真の医術とは何か」を深く追求し自問自答しているうちに、光陰矢の如く過ぎ去ったこの30余年でした。
日本指圧専門学校を経て1989年の開業からまもなくして、幸運にも上部頚椎カイロプラクティックの先駆者である故B.J.パーマー理論に出会いました。
「どうすれば、人はなおるのか ?」という胸中の疑問が氷解し、「これで、必ずなおる」と確信いたしました。
自然治癒するということは、老若男女を問わず誰にも備わっている本能的なはたらきであり、体に不調があるということが異常な事態であって、「なおる」ということは決して特別なことではなく、ごく当たり前の体の状態に戻るだけのことなのです。
そしてそれには、薬物を服用したり悪いところに手を加えることではなく、「自然治癒力が十分にはたらけないでいる、その妨害をとり除くだけだ」と確信にいたりました。
すでに誰にでも備わっている自然治癒力を引き出すことは足すことではなく、妨害をとり除くだけの引き算の発想でした。
外から何かを加える必要などなく、傷が自然に修復するのと同じ内なるはたらきです。
同時に、古来からの格言である「万病の根元は一つ」とは、自然治癒力が十分に発揮できていないだけという単純な原因であり、様々な体の不調を引き起こしている。「その原因を、とり除きさえすればいいのだ」という確証をも得ました。
首の一点矯正は治癒力を引出し、自らに備わった力で「五体を立て直す」ことが目的です。
見ることもできない本能の計らいである、形のない治癒力のことをお伝えして、ご理解を得ていただくためには、困難と苦労の連続でした。
振りかえると、「視力が良くなって、めがねが要らなくなりました」、「歪んでいた鼻がまっすぐになって、顔の形が変わったのには驚きました」、「お陰様で、そんなに努力もしていないのに息子の成績がぐーんと良くなりました」、「久しぶりに会った友人から、顔の雰囲気が変わって綺麗になったわねと言われました」、などの喜びのお声をいただきました。
(※ 効果には個人差があり、すべての方に効果を保証するものではありません。)
その皆様方からいただきましたお言葉が励みになり、今日まで至ることができました。
最後に、「医は仁術である」と断言できます。何故ならば体は本能的に「よくなりたい」と常に願い、必要であれば行動に移そうと、常に貴方を見守っているのですから・・・・・・