顎関節症 あごの痛み 口が開かない
顎ズレは、あごの痛みを伴う あごの歪み 顎関節症
口が開かない、顎関節の痛みの原因
あごが鳴る、口が大きく開かない、あごが痛むなどの顎関節症のつらさが続いていませんか。
あごが動く際にゴリゴリ・ジャリジャリなどの音がしていませんか。あごがズレているのが原因かも知れません。口が歪んでいると顎関節のズレが起きています。
- 「ほっぺたの内側を噛む」
- 「唇が渇く」
- 「耳に圧迫感がある」
- 「食いしばりがある」
- 「片側の口角が下がっている」
などがある方は、顎関節に異常を抱えている可能性があり要注意です。
耳の穴の前方にある顎関節に手を当てて、あごの動きのセルフチェック
- ① 口を開ける時と閉じる時の、左右の時間差(タイミング)があるか
- ② 口を開ける時と閉じる時の、左右の移動している距離に差があるか
- ③ 口を開ける時と閉じる時の、顎が外へ膨らむか
左右の耳の穴のすぐ近く(耳の穴の前方)に顎関節がありますので、そのあたりに指を軽く触れて上記3項目の顎関節チェックをしてみて下さい。
- 開くタイミング
- 閉じるタイミング
- 動く距離
- 外へ膨らむ感じ
などに左右差がある場合、顎が歪んでいます。
左右差があればあるほど、顎関節が歪んでいることを表しています。
あごが動くしくみ
顎関節症の疑いがある方の場合、顎が動く際にゴリゴリ・ジャリジャリなどの音がするかもしれません。
それは顎関節が偏った動きになっているが原因です。
口を開けたり閉じたりする動作は、左右と上下に下あごが動くことで成り立っています。
下あごと上あごをつないでいるところが顎関節です。
話をしたり食事をしたりするなど、あごを動かす時には下あごの上端部の下顎頭が回転しながら関節円板と一緒に前後に動きます。これが顎関節の動きのしくみです。
※関節円板は骨ではなく繊維のかたまりのようなもので、上顎と下顎の接点に存在します。上下の顎が押し合う圧力を分散して吸収するクッションの役割を果たしています。
顎関節症の主たる原因は頭蓋骨の歪み
頭蓋骨の歪みが顎の骨に影響して顎関節の歪みとなります。
以下の図のように、頭蓋骨は15種23個の骨が合わさって構成されています。
そのため頭蓋骨のどれか一つでも歪んでしまえば、その歪みが連鎖して頭蓋骨全体が歪みます。
顎の骨も頭蓋骨を構成する骨の一部です。そのため顎関節の歪みは、頭蓋骨が歪んだ結果として引き起こされていることが多いのです。
日常生活の癖が歯や顎の大きな負担に
日常生活の癖で歯やあごに不自然な力を加えているものを、「態癖(たいへき)」と呼びます。
ほおづえや腕枕や肘枕、唇をかみしめたり、舌で歯を押したりするなど態癖には様々なものがあります。
これらの態癖は、1日当たり100回以上も行っているケースがあります。
数回であればさほどではないのですが、毎日の回数が多いため大きな問題になります。
毎日の癖が積み重なって歯や顎に負担がかかり続けると、あごの骨の変形を招き顎関節症に発展します。
また「偏噛みは良くないので、両方で噛むように努めなさい」「もっと顎を使うように、しっかりよく噛んで食事をしなさい」などのことが一般的によく言われておりますが、それはかえって悪影響になりかねません。
歪んでいる顎関節にかえって負担を強いることになります。
態癖には無意識下でついやってしまう癖が多いので、意識的にやらないようにしないと顎に負担をかけ続けることになります。
顎関節症への対策
安全な顎関節の矯正方法
十全治療院では、上部頸椎の矯正という方法を行います。歪んでいる顎・頭蓋骨に直接触れることのない安全な方法です。
脳のはたらき、すなわち体の内側の作用で、顎の骨を含めた頭蓋骨の骨全てが自然に本来あるべき位置に戻ることができるように促す方法です。
上部頸椎の矯正後は脳からの正しい指令が頭まで届き、15種23個の頭蓋骨全てが矯正されて顎の歪みも自然にとれていきます。
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首の一点矯正
直筆、ご来院者様からの声① ~ かみ合わせ、顎の違和感が改善
■施術前
片頭痛が10年以上あり、歯の噛み合わせが悪く、
顎関節症で常にあごがだるい状態でした。
■施術後
1回目の施術であごの違和感がなくなり、
今まで常に奥歯に触れていたものが触れなくなった。
足の指がまっすぐに伸びるようになった。
半年以上、顎の違和感で辛かったのが一回の施術で楽になり思い切って通ってよかったと思います。
直筆、ご来院者様からの声② ~ 顎関節症・股関節痛・腰痛が改善
「1回目で、右肩がさがっていたのがほぼ改善され、開口も楽になりました」
院長 福田 正一から、S.Y 様への一言
自らの力で、股関節の歪みと顎の歪みも修復されます。
その結果として、股関節の痛み・辛さや腰痛と顎関節症の原因が改善するのです。
顔の歪みの変化で、顎関節の改善を確認
頭蓋骨の歪みは、顎を含めた顔の骨格に表れます。
そのため顔の歪みの差を確認することで、頭蓋骨・顎の状態がよい方向へ進んでいることの確認になります。
>顔の歪み矯正例のページへ
顔の形 顔の輪郭 矯正例
(※ 個人差があり、すべての方に同じ効果を保証するものではありません。)
顔の形 フェイスライン 矯正例
(※ 個人差があり、すべての方に同じ効果を保証するものではありません
顔の形 顔の歪み 矯正例
(※ 個人差があり、すべての方に同じ効果を保証するものではありません。)
顎の歪みがあると、様々な不調につながる
例えばあごが歪んで口の周囲にある唾液腺を圧迫すると、唾液の質と量に異変を来たします。
そして唾液の分泌に異常が起きると、ドライマウスや内臓の不調などを招いてしまうことがあります。
それ以外にも顎関節の位置が耳に隣接している関係で、顎関節の位置異常は耳を刺激します。
そのため顎関節に異常を感じる方は、耳鳴りや眩暈(めまい)を伴っていることも多いようです。
これは顎関節のずれが、平衡感覚を司っている三半規管や鼓膜を圧迫することに起因しています。
>顎関節症と口の渇き 内臓の不調のページへ
>めまいと耳鳴りの意外な原因のページへ
顎関節症の方は、食いしばりや歯ぎしりも併発する可能性があります。
顎関節症の方は、食いしばる癖も伴っている場合が少なくなく、食いしばるくせは顎に更なる負担をかけてしまいます。
また顎関節の歪みは噛合わせにも異常を来して、噛みしめる癖や、歯ぎしりなどの噛みぐせを招いてしまっている場合もあります。
複数の歯科医院から、「顎関節症ならびにかみ合せの改善」のご依頼を受け、多数の方のご要望にお応えしてまいりました。
顎関節症のために歯を調整するだけでは、限界と弊害が伴うということを経験いたしました。
ご依頼をいただくようになったきっかけは、かみ合わせ専門の歯科医師からのご紹介で来られた方で、反対咬合の状態でした。
施術後に先生が咬合の状態を確認されたところ、それまでは28本の永久歯の中での接触が4本しかなかったものが、たった1回の施術で14本に増えて驚かれたのがきっかけです。
>食いしばりと顎関節症のページへ
>かみ合わせのズレ矯正のページへ
「顎がはずれる」原因もあごの歪み
「あくびをした時など大きな口を開けた時に、度々顎が外れるので困っています」というご相談をいただくことがあります。
顎の関節が外れて口が閉じなくなることを顎関節脱臼といいます。これも頭蓋骨や顎の歪みが主たる原因なのです。