空腹胃痛と食後胃痛の原因
消化吸収の第一歩は、唾液から始まる。
唾液が消化吸収の第一歩、唾液の出方によって胃に負担を掛ける。
空腹のときや食後に、みぞおち部分がキリキリと痛むような胃痛と吐き気を催したりしませんか。
胃カメラ検査をしても異常が見つからないのに、胃の不健康な状態が続いているのは、他の原因が絡んでいるのかもしれません。
胃の負担を軽減するのには、消化吸収のスタートである唾液が大切
食物は、口から入り消化液である唾液成分と混ざり合い、咀嚼(そしゃく)され食道を通って胃の中に入ると胃液によって化学的に分解されます。
そして粥状液(かゆじょうえき)になり、少しずつ時間をかけて腸へ送り込まれます。
この消化吸収のスタートである唾液の分泌から正しくないと、胃液によって化学的に分解する過程で消化液である唾液が十分に混ざり合っていない状態で胃に送り込まれると胃に負担を掛けます。
食物を噛み砕きながら唾液を分泌していますから、顎関節がしっかりした動きでないとうまく食物を噛み砕くことができません。
顎と口の周りには8種類の唾液腺があり、顎が歪んでいると唾液腺を圧迫して唾液の分泌が滞ることと、かみ合わせがくるっている状態では、しっかりと咀嚼できません。
胃の不調を正すためには、顎の歪み矯正も必要です。
顎と唾液そして胃を正常にする方法は、以下のページをご覧ください。
>施術の方法と特長のページへ
>唾液分泌のページへ
>かみ合わせのズレ矯正のページへ
>顎関節症のページへ
顔の歪み矯正例のページへ
こんなにも大切だった唾液成分
顎の位置が正しくなると、消化吸収の始まりの消化液である唾液成分分泌も適切になり、胃に負担が掛からなくなり余裕が出てきます。総合的に、胃を疲れにくくして空腹胃痛と食後胃痛にも対応することが大切です。
この唾液の分泌のバランスがくるうと、消化液である唾液の不足を補う為に余分に胃液を出さないといけなくなり、一連の消化吸収のバランスを崩して胃に負担を掛ける羽目になってしまいます。
口のまわりや顎関節の周辺にある唾液腺は8種類
唾液腺には小唾液腺と大唾液腺があり、小唾液腺は口唇腺・頬腺・舌腺・口蓋腺・洗浄腺の五つ、大唾液腺には耳の前にある耳下腺・顎下腺・舌下腺の3つがあります。
唾液は咀嚼運動および精神的な刺激により反射的に分泌され、その量は1日に1.5Lにも達しますから唾液分泌量が不足すると、ドライマウスの口内乾燥症や口腔乾燥症に悩まされることにもなります。
化学調味料は胃にも悪影響で、胃を荒らします !
胃を荒らさない為に、以下のような提案があります。
特に要注意なのが殆どの食品に添加されている、うまみ調味料であるアミノ酸(合成化学調味料)です。これは9割方の食料品に添加されていますし、外食をしても殆どのお店では使用しています。
特にアミノ酸は他の食品添加物に比べて、大量に使用しますので要注意です。
アミノ酸には自律神経を乱してしまうという説もあるくらいですし、長期に渡り大量に摂取してしまうので胃壁も荒れるので注意が必要です。
あるご来院者様の知人が脳外科の先生で、その先生がおっしゃるには、「中国や東南アジアでは、日本以上に化学調味料を使用しているせいで脳の萎縮がみられる」そうです。
その方はお仕事の関係で1年のうち半分は米国に滞在されていますが、香港からの留学生に接する機会も多いそうで、「彼らの歯を見ると茶色くなって横じわが沢山できているのも、中華料理の多量の合成化学調味料使用によるものと思います」とおっしゃっていました。
それでも、気にせずに巷に溢れている合成化学調味料入りの食料を摂取しますか ?