スケートと骨盤の歪み矯正
骨盤の歪みがとれると、スケート滑走が上手くなる
骨盤と股関節歪み矯正が、スケートの滑りを変える
スケートをしているときに、骨盤や股関節に歪みを感じて上手く滑り難いことがありませんか。
体軸が整っていないと、スケートの滑りが思うように上手くいかなくなり、練習を積み重ねても無駄が多くなります。
スケート競技では、重心の安定を図るのにバランス良く体重移動を行うことが重要なポイントの一つです。
片足に体重を乗せて滑るスケートでは「股関節 → 膝 → 足首 → 足底」という連携が重要です。そのため、体の歪みがあって体軸のズレがある状態だとスケートにも支障をきたしてしまいます。
軸足で体重を支える力やふらつかない安定性を得るには、特に足の始まりである股関節と骨盤が肝心です。股関節・骨盤が歪んでいるとスケートにおいても安定した動きをすることができません。
股関節は球関節と言って、臼状の関節窩(凹状の関節を受け)に球状の大腿骨頭が収まっているという構造です。そのため、股関節の位置が悪いと関節の中でボール上の大腿骨頭がうまく回転しませんから、股関節の痛みにつながってしまいます。
そのような状態は日々の生活に困難をもたらすのみでなく、スケートをするにあたっても不利な状態と言えるでしょう。
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股関節の歪みをチェックする方法
股関節の位置異常を調べる簡単な方法をご紹介します。
仰向けになって寝た状態から膝を立てて、自分自身ではなく誰かに脛のあたりを両手で押してもらって、膝を胸の方向へ曲げていき、その際の脚の動き方をチェックする方法です。
この時に脚の動きが右や左に蛇行する場合は、股関節の中で大腿骨頭がうまく回転せずに動いている証拠です。
また、最大限に押してもらっても膝と胸が接触しないというのも、股関節の位置異常を表しています。股関節の状況はかなり悪いと言えるでしょう。そのような方は、膝の痛みにも悩まされているパターンが多いです。
股関節の中の動きが滑らかでないと、普通に歩いている時ですら不自然なブレのある足の運びになってしまいますので、足を巧みに使った繊細な滑りが要求されるスケートに関しては、かなりの悪影響を与えてしまうことが推測されます。
その他、同じく仰向けで寝て、膝を少し曲げた状態(床面から10cmくらい離れたところ)で左右の膝の高さに差が出ているというのも股関節の歪みを表しています。
股関節の位置異常は様々な不調をもたらします。ぜひ股関節の状態をチェックしてみてください。
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ハムストリングスのチェック
仰向けで寝て膝を立てている状態でできるもう一つの重要なテストとして、足底全体を床面にくっつけた状態で、左右の内くるぶしと親指の内側を接触したままで、お尻を上へ持ち上げるという方法があります。
その時に骨盤が傾いたりぴたっと止まらず揺らいでしまうようですと、これもまたスケート競技には不利な状況にあることを示します。
このテストでは、背筋力も少し含まれますが、主には後大腿筋(ハムストリングス )といって太ももの後ろ側についている筋肉のはたらきを確かめています。
ハムストリングスがうまく収縮しないと、体を反らした時に支える力が足りないためにふらついたり傾いたりするのです。
スケート選手はフィギュアスケートでもスピードスケートでも片足を上げて背面に体を反らす動作がありますから、このハムストリングスの筋力は重要なのです。
首の一点矯正が、スケートの上達につながる
首の一点矯正により上部頚椎のズレを取り除くと、脳からの指令は延髄から脊髄を通じて指先までの神経へと伝達されます。
これにより全身の骨格が正しい位置へと矯正され、体の機能も回復していきます。自然にスケートが滑りやすい体に近づいていきます。
首の一点矯正による変化が全身に及ぶことを、顔の歪み矯正や足指が伸びた例で確認してください。
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首の一点矯正