マラソンの脚力と心肺機能アップ
マラソン選手の脚力と心肺機能を高める整体
脚力や心肺機能を高めるためには、体軸を整えることが大切。
マラソンは過酷な競技ですが、その苦しさに耐えながらひたむきに走り続ける姿は見ている者に感動を与え、一年間に何度もテレビで放映されています。
健康を応援する立場としましては、このような過酷なスポーツは常に体の限界を超えて挑む性質のものですから、けっしておすすめできません。
しかしマラソンを愛好し、日々トレーニングに励んでおられる方はいらっしゃいますので、そのような方々に関しましては、怪我から最短で快復できたり、体がよりしっかりとして脚力が向上することによって、少しでも余裕を持ってマラソンに臨めるようお手伝いしたいと思っております。
体の歪みがマラソンランナーに及ぼす弊害
体に歪みがある状態では、マラソンでうまく走ることができません。
以下では、3つのマラソンと関係が深い体の歪みについて説明させていただきます。
① 骨盤の歪みとマラソンの関係
マラソンにおいて一番肝心なのはやはり足の運びであり、これがスムースに且つ適度なピッチを保ちつつ行うことができれば、軽快に、そしてリズミカルに走ることができます。
そして、それには骨盤が要です。骨盤の歪みがあると足の運びはうまくいきません。
骨盤の歪みは、傾き・捻転・前傾・後傾と様々ありますが、一番よくないパターンは恥骨結合と仙腸関節の不全が起きているパターンです。これはO脚の原因にもなります。
>骨盤の開きと骨盤矯正のページへ
>O脚矯正・X脚矯正のページへ
② 股関節の歪みとマラソンの関係
骨盤の中に納まっている股関節も足の運びに関係しています。
「いくらテクノロジーが進歩したとはいえ、股関節ほどの完全球面は作れない」と言われるほどに股関節は精巧にできています。
股関節が定位置であれば、フットバランスも整い、痛みが起きることもなくスムースな足の動きを保証してくれます。
しかし股関節が歪んでしまっている場合、マラソンの足の運びはうまくいきません。歩行時も左右均等ではない偏った歩き方になっているはずです。
この股関節の位置異常には、ご自身で気がついていない場合がほとんどです。
股関節が歪んだ状態のままでいくら練習を重ねても無理がかかるだけです。決していい結果も望めないばかりか、仮にトップクラスの成績を残せたとしても、故障がつきものとなってしまうことでしょう。
例えばふくらはぎがつったり、アキレス腱を傷めがちになったり、膝の故障などで手術を余儀なくされているケースも目立ちます。
股関節の歪みについて、詳しくは以下のページをご覧ください。
>股関節の痛みのページへ
③ 頭・首・鎖骨の歪みに起因する胸鎖乳突筋の異常
首の側面から前部にかけて斜めにある、胸鎖乳突筋は腓腹筋(ふくらはぎ)やアキレス腱と連動して、交互にスイッチを入れたり切ったりして、左右の足の運びをコントロールしています。
しかし骨格に歪みがあって頭や首の傾き、鎖骨の位置異常が起きている場合は、胸鎖乳突筋がうまくはたらくことができず、足の運びがうまくいかなくなってしまう恐れがあります。
胸鎖乳突筋は、乳様突起(耳の後ろ側)から鎖骨頭までの部分の筋肉です。そのためその部分に歪みがあれば、胸鎖乳突筋がうまくふくらはぎやアキレス腱と連動できなくなり、結果として歩き方・走り方のバランスがくずれてしまいます。
体の歪み矯正で、マラソンランナーのための体づくり
体の歪みが、足だけでなく様々な部位に対して、マラソンに悪影響をもたらします。長い時間走り続けるということで、足を重点的に使っているとお考えの方は多くいらっしゃると思われますが、マラソン競技は足だけでなく体全身の機能を極限まで使って行う競技なのです。
そのため、マラソン向けに体の状態を整えるには全身の管理が必要です。
十全治療院の上部頸椎矯正は、脊髄を通って指先まで流れる神経伝達を正しくするために頚椎一ヶ所のズレを矯正します。
矯正により脳からの正しい指令が全身に行き渡ると体の機能が整い、体の歪みも矯正されます。
体軸が整って足の運びがスムースになると、怪我や故障に悩まされにくくなり、脚力や心肺機能のアップも見込めることになるでしょう。
>施術の方法と特長のページへ
首の一点矯正
口の渇きを防ぐと、水分補給の回数が減る。
マラソンでは、水分補給も重要な要素となります。
口が渇きがちであるとより余分に補給しなければなりません。そしてその補った余分な水分を排出するために汗や尿を作ったりと、循環機能をはたらかせて余分に体力を使ってしまいます。
口の渇きの原因は、唾液不足によることが多いのですが、これはマラソンにおいて不利な状況を招くのです。
唾液不足の原因を解消する方法があります。詳しくは以下のページをご覧ください。
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