膝痛の原因と膝裏の痛み
膝が曲がっているから、膝の裏側や膝の内側が痛むのです。
階段の上り下りなどで起こる、曲げると痛い膝の痛み
つらい膝裏の痛み
正座やあぐらをかいている時や、階段の昇り降りなどの膝を曲げる時に、膝裏の痛みがありませんか。
膝の痛みを抱えている方は、ある特定の角度で痛みやつらさを感じることもあるため、思うように動くことができず普段の行動も制限されてしまいます。
膝の痛みがあると、様々な日々の生活の場面において支障をきたしてしまいます。
また 、膝内側の痛みが伴うこともあります。
膝痛のつらさの現れ方
- 正座やあぐらなどが困難
- 歩き過ぎたときに痛む
- 階段の昇り降りが、膝の痛みで困難
- 膝のこわばり:起床直後や、長く座ったままでいると、膝関節に引っかかりを感じる
- 膝に水が溜まる症状(関節水腫):膝関節に炎症
- 膝の腫れ
- 変形膝関節症:左右の膝の形や大きさが違う
- 膝が完全に伸びきらない:床に足を伸ばしても、膝の裏が床につかない
- 天気が悪いと膝が痛む:気圧の影響を受けている
- 歩きはじめに膝が痛い:膝関節の歪みにより、膝の骨がひっかかる
- 膝の皿が外にずれるような感じ:膝蓋骨亜脱臼
- 膝がガクガクして、いつも不安定
膝の痛みに関する、ご相談の例
- 「膝が痛くて長時間立っているのも辛いから、台所仕事も休みがちになっている」
- 「膝の痛みがひどく、階段の上り下りも一歩ずつしかできない」
- 「立っていると膝がガクガクとしてきて、30分も立っていられない」
- 「以前は元気に活動していたのに、足が痛くて椅子に座っていることが多い」
- 「膝に水がたまって、正座ができなくなった」
- 「軟骨がスリ減ってきているから、膝の水を抜いてもまたすぐに溜まってくる」
- 「仰向けになると、膝の下とベッドとの隙間が大きく開いている」
- 「膝を曲げ伸ばしした時に、ひざの軟骨がすり減るようなゴギゴキと音がする」
- 「医師から、太り過ぎが膝に悪いと言われた」
- 「医者に、膝の関節を削って人工関節に置き換える人工膝関節置換術しかない、と言われた」
- 「痛み止めと筋肉弛緩剤、そして膝の動きを滑らかにするヒアルロン酸の注射で痛みを抑えてきた」
膝は日常生活動作においての連結点であるために、膝の痛みのつらさは様々な不都合を生じます。
日常の何気ない動作でも、不自由さを感じてしまいます。
悪化すると、膝に水がたまることがある。
膝に痛みがある状態を放っておくと、更にどんどん悪化していって膝に水が溜まります。
これは膝の関節の中で炎症が起きているのを、静めようとして生体が起こしている防衛反応です。
溜まった水を注射器で抜くという方法があります。
膝の水を抜くと、炎症を抑えようとするはたらきを妨害してしまうことになり、かえって良くありません。
そのため、この方法を繰り返すことはさらなる悪化をもたらすことになり、避けるべき処置なのです。
膝の痛みの原因
(1) 膝靭帯の損傷
膝の故障などで膝靭帯を痛めている場合は、膝の関節をうまく支えられていないので膝に痛みが出やすいです。
前後・左右に動かす運動や、ひねり運動のときの膝を安定させているのが「靭帯(すじ)」です。
膝の靭帯を痛めていると、膝関節の自由な動きを制限させている要素にもなります。
前後の方向とひねり運動時の安定をうけもっているのが十字靭帯、左右の方向の安定をうけもっているのが側副靭帯です。
十字靭帯には前十字靭帯と後十字靭帯があり、側副靭帯は内側と外側があります。
前十字靭帯は前方向へのズレとねじれを防ぎ、後十字靭帯は後方へのズレと膝のそり返りを防いでいます。
まさしく、膝の関節は複数のゴムバンドでつながれているような状態になっています。
そのため靭帯を損傷している場合は、膝関節の自由な動きが制限されてしまうことにつながるのです。
(2) 骨格全体の歪み
骨格全体の歪みが集積された結果として、膝に負担が掛かっていることによって、膝に痛みが出ているケースも多くあります。
詳しくは以下のページをご覧ください。
>体の歪みは、変形性膝関節症の原因になるのページへ
膝痛が楽になられた、ご来院者様の感想
- 「手すりにつかまらなくても、階段を上り下りできるようになった」
- 「正座が自然にできるようになった」
- 「無理なく、安定性よく歩けるようになった」
- 「膝が柔軟になり、足に負担がかからないようになった」
- 「足の痛みのない快適な生活を送れるようになった」