剣道が強くなる整体
剣道の竹刀さばきを鋭くする体づくりとは ?
剣道を極めるために、身体機能を目覚めさせる!
剣道は日本を代表する武道ですが、「籠手」「面」「胴」「突き」といった限られた打突部位で勝敗を争うもので、極めて奥の深いものだと思われます。
剣道における動作の大半は両手を添えて、竹刀を振り下ろす動作です。すなわち、左右上肢がうまく連動し調和のとれた動きが必要で、且つ攻撃・防御の間合いを制御する足捌きも重要です。
また剣道では、重い防具を身につけながら素手と比べて自由の利きにくい籠手を使用して竹刀を扱うということから、気力・体力・持久力・間合いを制御する感覚、そして素早い反射神経の鋭いはたらききなども必要です。
「小手先だけの技術では駄目だ」というようなことがよく言われますが、剣道では手首から手の指と足の指までをよく使うために、体全体の動きに調和が求められます。
特に全身の中でも伸筋である上腕三頭筋は、剣道において特に重要なウェイトを占めています。すなわち「小手先の技術」に執着するだけでなく、体の状態を剣道の動きに適応できるように整え、鍛える必要があるでしょう。
なぜ、剣道選手に腱鞘炎が多いのか ?
剣道では竹刀や木刀を振って稽古をしますが、手首に無理が掛かって手首を痛めやすいのです。
防具の小手を着用して竹刀を握ると独特の竹刀の握り方になり、特に親指に力が加わって親指の根元の関節がズレて腱鞘炎になりやすいのです。
手の親指以外の指の関節は蝶番関節(ドアの蝶番のような)という形状をしています。
親指の付け根の手首に近いところの関節は鞍関節(くらかんせつ)と呼ばれ、馬の鞍が乗っかっているような形状をしています。
この鞍関節は、物を握ったときに角度や力の加わり方によっては、ズレてしまいやすい形状をしています。
ちょうど、小手をつけて竹刀を握っていることがこの関節に負担を掛けてしまう状態になっていますから、剣道で腱鞘炎で悩まれる方が多いのです。
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体軸のバランスを整えることが、剣道上達に繋がる近道
十全治療院の首の一点矯正は、脊髄の流れを妨害している一ヶ所の頚椎のズレを矯正して、全身に脳からの指令を行き渡らせる施術です。
ポキポキと矯正することのない痛くない施術ですので、お子さんでも安心して受けていただけます。
体軸のバランスが整うことにより、竹刀を振り下ろしたり足さばきを行ったりなどの、剣道での動きが無駄なくスムーズに行えるようになることにつながります。
神経の伝達も正しく速くなるため、感覚が鋭敏になり反射神経も鋭くなり身体能力が整う施術です。
首の一点矯正
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剣道練習の注意点
施術によって自然に体が整った状態であれば、トレーニング効率も上がり、無駄のない剣道の稽古につながります。
剣道におけるウェイトトレーニングの注意点として、屈筋である上腕二頭筋を重点的に鍛えることは極力避けるということに注意しましょう。
なぜなら、上腕二頭筋と上腕三頭筋はお互いに拮抗していて、上腕二頭筋が必要以上に作用すると、伸筋である上腕三頭筋のはたらきが抑えられてしまうのです。
冒頭で述べましたとおり、剣道においては伸筋である上腕三頭筋が特に重要です。上腕三頭筋がうまく作用できなくなると、竹刀がより遠くへ伸びにくくなります。すなわち、打突の間合いを狭くしてしまい竹刀を振るスピードにも影響を及ぼしてしまいます。
また上腕二頭筋を鍛えるトレーニングである肘の屈曲運動は、同時に三角筋の発達を促すことになります。試しに三角筋に手を当てて肘の屈伸をすると、三角筋の膨らむのが感じられるはずです。
つまり、三角筋が発達し過ぎると三角筋の緊張が抵抗となって肩が硬くなり、竹刀を振りかぶる時と打突のスピードが抑えられることにつながってしまいます。
日々の練習では、その競技に適応した体に造り上げることが全ての競技においても重要です。
体の歪み矯正が、剣道上達に貢献します。
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