指関節の痛み
手の曲げ伸ばしができない、指関節痛 について。
指関節痛の原因
手指の関節が痛くて、曲げ伸ばしが難しく手を握れない状態が続いていませんか。
指関節痛が出ている場合、日常の生活において手を使う時に不自由さを感じるようになってしまいます。
他の部位の関節痛に比べて指関節痛の悩みはなおさら深刻です。
中には手指の関節が変形して曲がっているケースなどもありますが、このような場合は手指の動きがさらに鈍くなって不自由になってしまいます。
指関節痛ならびに手指の異常は脊髄から枝分かれした腕神経叢(首から手に向かって流れている神経の束)となって、手に向かっている神経が頸椎(首の骨)のズレによって圧迫されてるのが必ずと言っていいほどに伴っています。
腕神経叢は、7本ある頚椎のうちの頚椎4~7番の間から手に向かって流れている神経の束です。
頸椎に神経圧迫があると手指にも充分に神経伝達がなされなくなり、指関節痛だけではなく様々な手指の不都合が出てまいります。
様々な手指の不都合とは、「バネ指」「なかなか引かない突き指の腫れ」「手首腱鞘炎」「狭窄性腱鞘炎」「手根管症候群」などがありますが、それら全てが腕神経叢の神経圧迫を伴っていると申し上げても過言ではありません。
指関節痛への施術
十全治療院では、上部頸椎への矯正で指関節痛に対応いたします。
痛みが出ている指に直接処置を施すのではなく、脊髄の圧迫を取り除き、全身への神経伝達の正常化を促します。
それによって頸椎の全体歪みが矯正されていき、腕神経叢への圧迫が取れて、指の痛みの軽減につながっていきます。
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あいにく手の指の施術前と施術後の写真はご用意できてはおりませんが、「足指の歪み矯正例」と「顔の歪み矯正例」の写真をご覧いただければ、首の一点矯正が、体の末梢にまで変化を及ぼすことを想像していただけると思います。
腕神経叢の神経圧迫が取れる時に手指に一過性のしびれや痛みを感じることがありますが、それは正座していて立ち上がった直後に足のしびれや痛みを感じることと同じ現象です。
圧迫されていた神経が解き放たれた時に起きる一時的な現象です。
腱鞘炎 指関節痛を早く修復するために、心掛けてください。
早く指関節痛を修復するためには 、首にできるだけ負担をかけないような生活を心がけるのが重要です。
たとえば、寝転がりながらのスマホ・ケータイ使用や読書、肘枕、指をポキポキと鳴らす、首をポキポキと故意に回すなどの行動は控えておいて下さい。
また首や手指へのマッサージも、その手指への刺激により首へと神経反射が起きて頚椎が歪んでしまいますから注意して下さい。
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