疲れ目と眼精疲労
眼精疲労 目の疲れの原因は、何処からきているのでしょうか ?
どうして、疲れ目になるのでしょうか。
目がかすむほどの眼精疲労のつらさが続いていませんか ?あるいはドライアイも重なっていると、なおさらたいへんです。
デスクワークでパソコン作業を続けていると、よく悩まされるのは目の疲れです。疲れ目用の目薬を毎日使っていても、その場しのぎにしかなりません。
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眼精疲労のつらさ
- 目が疲れる
- まぶたの腫れ・むくみ
- 目がゴロゴロする
- 目の充血
- 目の奥が痛い
- 目がかすむ・みえにくい
- 目が乾く(蒸発亢進型 ドライアイ)
- 目が重くてしょぼしょぼする
- まぶしさを感じる
- 目の焦点が合わない
- 目やにが多い
- 頭痛
- 吐き気
- 肩こり・首筋のこり
目を酷使し続けていると、眼精疲労になる。
眼精疲労のつらさは、近くの物を長時間見続けているときに感じることが多いです。例えばパソコンの画面やスマートフォンの画面を長く見続けている時などです。
近くのものを見るためには、眼の中のレンズである水晶体を厚くして焦点を合わせる必要があり、そのために水晶体の周囲にある毛様体筋を緊張させます。
そしてその毛様体筋の緊張状態を長く続けていると、筋肉が疲労して疲れ目に伴う様々な症状を発症しやすいのです。
一定方向に物を見続けると目が疲れてくる。
偏った一定方向に物を見続けると、眼精疲労を感じやすくなります。眼球を動かす筋肉を一定の方向のみに固定するようなかたちで酷使するのがよくないのです。
例えば寝転んで横向きになってテレビを見続けたりしているときに、被写体に合わせて黒目の部分が流し目の様な状態になる場合などがこれにあてはまります。
目の疲れをよく感じるという方は、そのような動作は極力避けることが賢明です。
眼を動かす筋肉 (6つ) これが衰えると眼精疲労に !
- 上直筋 動眼神経支配
- 下直筋 動眼神経支配
- 内側直筋 動眼神経支配
- 外側直筋 外転神経支配
- 上斜筋 滑車神経支配
- 下斜筋 動眼神経支配
まぶたのたるみ・眼瞼下垂と目の疲れ
目元がたるんでいてスッキリしない、垂れ目になってまぶたが下がり気味になっているというような眼瞼下垂(がんけんかすい)の状態になっていると目の疲れを引き起こすことがあります。
まぶたのたるみで視界が狭まって見にくくなっているために、まぶたを上げようとして目が疲れるということを繰り返すためです。
眼精疲労とまぶたの筋肉は密接な関係にあります。眼瞼下垂が改善されると、まぶたの縁にあるマイポーム腺からの脂質の分泌液が良好になって、眼の保護が順調になります。
そうなると視界も良くなり、目のかすみや目のぼやけも減少して目が疲れにくくなります。
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頭蓋骨の歪みと眼精疲労
疲れ目からくる頭痛の主たる原因は、頭蓋骨の中央に位置する蝶形骨なのです。以下の図の赤い部分が蝶形骨になります。
この蝶形骨から視神経が出ていて、眼を動かす6つの筋肉も蝶形骨とつながっています。
すなわち蝶形骨は眼球を動かす機能に関わる重要な骨です。
蝶形骨に歪みがあると、眼球および視神経を圧迫し、目の機能の低下につながるのです。
蝶形骨の歪みによる眼精疲労は、頭痛・めまい・吐き気も伴う深刻なものもあります。
体の歪みがほとんどない健康体であれば、目の疲れによる不調も出にくくなります。適度な休息をとれば、眼精疲労からも自然に回復できるはずです。
「片方の目が出目になっていて、左右の目の大きさが異なっている」というように眼球突出になっている方は、蝶形骨が歪んでいて眼精疲労になっている可能性が高いです。
十全治療院では、蝶形骨の矯正による眼精疲労の改善の施術を行っております。
眼精疲労による頭痛やめまい・吐き気等に苦しんでおられる方にもおすすめです。
詳しくは以下のページをご覧ください。
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眼精疲労の原因になる 蝶形骨 3D動画
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