足首捻挫と足首 痛み
くるぶしの痛みと腫れがある、足首の捻挫について。
足首を捻挫してから、歩く時に痛くありませんか ?
足首をひねって捻挫をした後に、くるぶしまわりが痛くて歩くときに足首がつらくなっていませんか。
捻挫のときに靭帯を伸ばしてしまって、足首がグラグラしているかも知れません。そのままにしておくと片方に体重をかけてかばうように歩きますから、どんどん体が歪んできますので放置しておいてはいけません。
何度も繰り返してしまう、足首捻挫の原因
足首の捻挫を何度も繰り返してしまうのは、そもそも体が歪んでいて偏った歩き方になっていることが主たる原因です。
体が歪んでいると歩き方のバランスが悪くなり、着地するときの足も左右均一ではない状態になります。
体が歪んでいる状態を放置しているので、悪循環を繰り返してしまっているのです。
足首の捻挫を繰り返していると、足首周辺の軟部組織が傷んで靱帯が伸びきってしまいます。
グラグラとした状態になっていますから、さらに捻挫を繰り返してしまうことにもつながります。
骨盤の歪みとともに脚の付け根の股関節も歪んで、偏った歩き方になっているのが足首捻挫を起こしやすくなっている最大の原因なのです。
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足首捻挫を繰り返していると、さらに体のバランスが崩れる。
足首捻挫をすると、てこの原理で内踝(うちくるぶし)と外踝(そとくるぶし)の間隔が開いてしまいます。
足首捻挫を起こした後や足首の痛みがある場合、正座をすることは避けている方が賢明です。
正座をしていると足首に体重が掛かって、さらに足関節の内踝と外踝が開いてしまいます。
足関節の内踝と外踝が開いていくように足首が歪むと、膝関節→股関節 と歪みが拡がって、歩行バランスも偏るかたちとなり、体が歪んでしまう一つの大きな要因となります。
そして、膝の痛みの辛さや股関節の痛みにもつながってしまうので、足首の歪みは足首の問題だけにとどまらない重要な問題です。
「捻挫が元で、腰痛持ちになってしまった」「捻挫の後に、股関節の痛みがでできた」「捻挫をしてから、肩こり・首こりが酷くなった」「膝が痛くなる前に、足首捻挫をしていた」との訴えをよく耳にします。
そのため、足首捻挫後の足首の歪みは放ってはおけない状態だと言えます。
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足首捻挫への施術方法
十全治療院では、足首捻挫後の足首歪みに対して足首を矯正することはなく、首の一点矯正で対応します。
この矯正により脊髄の圧迫がとれて脳からの指令が正しく流れることにより、脳の力がはたらいて全身の骨格が矯正されていきます。
骨盤の歪みや股関節の歪みなども整い、歩き方の偏りも軽減されていきます。
繰り返し捻挫をしていると、足の指が変形しまうことがありますが、首一点の矯正により足の変形が軽減された例をご覧ください。
足首のX線写真