Q. 通院を中断すると体のつらさは、元に戻ってしまいますか ?
A. しっかりと歪みがとれたところは、そんなに元に戻るものではありません。
長期間にわたって故障・不調があるという方は、必ずと言っていいほど体の歪みが伴っています。
歪みによって正常に体が機能していなかったので、歪みの矯正が中途半端になっていると、歪みが残っている部分の筋肉や靭帯・組織などが元の状態に引っぱられて歪んだ状態に戻ろうとする傾向があります。
このような場合、体のつらさが元に戻ってしまうかもしれません。
しかし、しっかりと歪みがとれている状態になれば、歪んでいる状態に戻ろうとする傾向がなくなっていきます。
骨格が周りの組織をしっかりと支えられている正しい状態になり、落ち着いて固まってしまうとつらさもそう簡単には元に戻りません。
例えば、転んだりして体を捻ったりなどの怪我や何らかの強い刺激が加わったりしない限り、そんなに元に戻ることはありません。
体の歪み
体の状態が落ち着くまでは、上部頚椎矯正後の状態を維持しておきましょう。
首の一点矯正後に上部頚椎の状態を維持していると、体は正しい方へ向かい続けます。
脊髄神経が圧迫されていない状態を続けていれば、脳からの指令が全身へ届き続けるわけですから、体が正しく機能して体の故障や不都合は回復し続けていきます。
ただし、放置していると快方に向かっていく変化は止まってしまいます。
放置しておくと上部頚椎はずれていきます。
そして上部頸椎が大きくズレてしまうと脳からの指令が滞り、体の各部位に届きにくくなって、せっかくの体の故障や不都合への対処は止まってしまいます。
そのため、中途半端な状態で安定していない部位は元へ戻ってしまう可能性があリます。
したがって、状態が安定するまでは上部頚椎矯正後の状態を維持していくことが大切です。
上部頚椎の矯正