Q. 食生活に関して、どのようなことを気をつけたらいいですか ?
A. 健康体を維持して快適な生活をしていくためには、その個人に合った食事をとるべきです。
「食養」という言葉があるように、健康体を維持して快適な生活をしていくためには日々の食生活は大切です。
基本的には、体にとって害になる食べ物を避けるという視点が第一です。
一般的に健康に気を遣おうとする際には、Webサイトやテレビ番組・雑誌などの情報などから知識を得て、栄養バランスを考慮した食事をとるというスタンスの方が現代では多いのではないでしょうか。十全治療院では、体の声に耳を傾けてそれに従い、自分にとって必要な食物をとることが最良の食事だと思っています。
それは喉が乾いたら水分をとるのと同じで、真に体が欲してる場合に様々な体のセンサーがはたらいて、その情報を得て行動を起こす自然な体のシステムです。
例としては、「汗をかくと塩辛い物が欲しくなる」などがわかりやすいでしょう。状況に応じて必要なものを摂取するこというごく当たり前のことが大事だと言えます。
実はそれが、様々なメディアで見聞きした知識に従って食事をするよりも、一番効率的な食事の摂り方で無駄がない方法なのです。
体は、体調に合わせて飲食を加減している。
体調によって食欲が減退することがありますが、その時は食事量や質を体の要求にしたがって調節すべきです。
つまり、食を制限して胃腸など体に余分な負担をかけないようにしてほしいという体の叫びに耳を傾け、従うことが肝心なのです。
例えば風邪を引いたときには、風邪のウィルスに対して免疫反応で対処するために体は体力を温存しようとします。そのため消化吸収に多くの力を回すことを避けるべく食欲を抑えます。
逆に風邪を引いているときにたくさん食べて対応しようとすると、胃腸に負担をかけてしまい、かえって逆効果です。風邪の回復への足を引っ張ることになってしまいます。
また、メディアの情報に耳を傾けてその通りに食事を摂るようにしている方の場合、不要なものを体内にとり入れてしまうもことになりかねません。
例えば、ビタミンCがふんだんに含まれた食品を意識してたくさん摂って、体内でビタミン過剰の飽和状態になると、体は不要な分を尿や便などから体外に排出しようとします。
排出しようすることに余分な負担を体にかけてしまい、これではかえって非効率になってしまっています。
巷には多くの嘘か本当か定かでない情報が氾濫していますから、それに惑わされないようにすることが大切です。中には食品メーカーや医薬品メーカーが自社の商品を売るために情報を流しているという場合もありますから、吟味すべきです。
※ むくみを引き起こす食べ物や飲み物について検証しました。それらの飲食物を避けることで実際にむくみが改善に向かった方は多くいらっしゃいます。詳しくは以下のページをご覧ください。
>むくみの原因になる飲食物のページへ
体のセンサーを研ぎすませることが、一番の食事コントロール。
体の感覚が食物を千差万別して、体にとって最良のものを選ぶというのは、脳の力のはたらきです。
この脳の力を発揮させることにより、正常に体のセンサーがはたらくことにつながります。
視覚・嗅覚・味覚・触覚などの感覚からの情報を元に、脳が自分の体にとって良い悪いを判断して行動します。
この情報の伝達と、脳の判断力と指令の流れが的確になって、それぞれの感覚器が鋭敏になれば自分にとって必要な食べ物を取れるようになれるのです。
それに加えて、唾液の分泌からはじまる消化吸収から排泄までのパターンが円滑に運べるようになれば、効率的な食生活が送れるようになるのです。
十全治療院では、それを叶えるようにの首の一点矯正を行います。
首の一点矯正