Q. 手のしびれが長引いています。よくなりますか ?
A. 首の歪みがとれると、手のしびれは軽減します。
手がしびれるのは、首の骨の頸椎が歪んでいて手に向かっている神経を圧迫しているからです。
7本ある頸椎のうち、4~7番目から、神経の束が手に向かって流れています。解剖学での名称は腕神経叢と呼ばれています。
頸椎のズレが大きく深く神経を圧迫していると、広範囲にしびれがでます。腕全体がしびれてしまうこともあります。
小さなズレだと神経の圧迫も浅く、しびれが出る部位の面積は少なくなる傾向にあります。例えば「指先がしびれる」などのようになります。
また、追突事故に遭った後に手がしびれてきたという事例もございます。
追突事故などでむちうち症になると、ストレートネックと呼ばれる、本来カーブを描くように並んでいる首の骨がまっすぐになってしまい、手に向かう神経を圧迫するために手がしびれてしまうことがあります。
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総合的にバランスよく整えて、手のしびれを取る。
頸椎の歪みがとれてくると手のしびれは軽減してくるはずですが、様々な要因が絡み合って頑固な手のしびれとなって現れていることがほとんどです。
一つの例として、片方の耳が高くなって頭が傾いているケースでは、骨盤が傾いている関係で無意識のうちに頭を傾けた体勢をとっている状態で、それにより体全体がバランスをとっていると考えられます。
この場合は、骨盤の歪みが正しくならないと首の傾きもとれてきません。
部分的に整えるのではなく、総合的にバランスよく整えていかないと、根本的なしびれの解決にはいたりません。
十全治療院の施術は、総合的に体を整えることで手のしびれに対応します。