Q. 整体で胃下垂や逆流性食道炎がよくなりますか ?
A. 消化吸収から排泄までの機能を高めると、胃腸の調子が整ってきます。
例えば、腰痛の場合ですと「座っていると腰の痛みが楽になる」などのようにつらさから逃げる術があります。しかし胃が苦しいというような、逃げ道がほとんどないような悩みはより深刻なものだと思われます。
胃下垂や逆流性食道炎などの深刻な悩みに対して、ほとんどの方が薬の服用などの場当たり的な処置に頼っている状態であり、根本的によくなられている状態にはいたっていないようです。
体のはたらきの電源スイッチをONにすることで、消化吸収から排泄にいたるまでの機能が整うようになり、総合的に胃のつらさが改善に向かっていくのが首の一点矯正の特徴です。
胃の不調が起きやすくなる、2つの原因
顎(あご)の歪みが唾液腺を圧迫していると、唾液の質と量が悪くなり、胃に負担がかかります。
消化吸収の第一歩である唾液分泌が正しくなっていれば、胃腸への負担が軽減します。
つまり、食物が唾液で正常に消化されるようになれば、第2段階の胃液での消化作用も平常通りになり、唾液分泌が少なすぎたり、多すぎたりした時のように余分に胃がはたらかなくてもすみ、消化吸収に余裕ができるのです。
横隔膜の歪みが胃や食道を圧迫して、胃の動きが悪くなったりなどの胃の不調につながっている場合があります。
横隔膜が歪んでいると胃が圧迫されて、胃の痛みにつながったり、胃が押し下げられて胃下垂にむすびつくことがあります。
横隔膜にある食道裂孔という穴を食道が通っている関係から、横隔膜が歪むと逆流性食道炎になりやすくなったりします。
このように、胃そのもの自体よりも周りからのつながりで胃の不調に結びつくことが意外と多いのです。
そのため、胃のつらさを軽減するためには胃のみに処置をするのではなく、体全体のはたらきを整える必要がたいせつです。
上部頸椎の矯正後は、顎の歪みや横隔膜の歪みも含めて全身の歪みが矯正されていき、それに伴って胃のつらさも軽減してまいります。
首の一点矯正
>施術の方法と特長のページへ
顎関節症と口の渇き 内臓の不調のページへ
胃下垂とぽっこりお腹のページへ
逆流性食道炎と胸焼けのページへ
よくある質問の一覧へ