対症療法 (Systematic Therapy)
対症療法 (Systematic Therapy)について・・・・・
真の健康を取り戻すことができる方法ではありません。
首の一点矯正とは違い、投薬、手術、電気を流したり、あるいは症状や歪みが出ている悪いところに施術する、鍼灸または手技療法を用いて症状を緩和する療法のことです。
原因を取り除ぞかれて根本的に修復するのではないため、また同じ症状が再発する心配もあります。
「対症療法」の対極にあるのが「原因療法」になりますが、十全治療院では、腰痛や肩こりさえ、修復できない体自体が問題であって、例えば、骨盤や腰椎のひずみが腰痛の原因であるとは定義しません。
それは腰痛の一つの要因であって、真の原因ではありませんので、十全治療院では骨盤に力を加えたり、背骨をポキポキと矯正することは、一切いたしませんし病名や症状に対して個別に施術することもありません。
上部頚椎のズレを一箇所のみ矯正して、後はイネイト(自然修復力)のはたらきにゆだねるだけです。
その後は、再びサブラクセーションが起きないように、維持管理するだけですが、ご来院者からは、「先生、初めのうちは半信半疑でしたが、段々と体調不良が良くなって来て、気が付いてみれば膝の痛みは消えて、頑固な肩こりも最近は感じませんし、周囲からも顔色が良くなったねと言われます。」というような感想をいただくことが多いのです。
どなたにも共通していることは、快方に向かうのに比例して、体全身の歪みが取れていくという現象が伴うということで、これを見比べることにより、イネイトが正しく働いていることが一目瞭然でしょう。(顔・足の指・外反母趾)
表面的な症状や病状の消滅または緩和を目的としたものが対症療法であり、ご来院者の将来の健康というものを見つめると、あまり望ましいものではありません。
病気の原因を取り除こうとする正常な生体反応としての体のつらさであり、例えば発熱は、ウィルスや細菌の侵入に反応して、それらの病原体を対抗しようとする防衛反応の一つであり、下痢や咳も同様なのです。
その大切な生体反応を抑えこんでしまう対症療法で誤魔化しながら、根本の原因を放置したままでは、かえって病気を悪化させたりする場合もあります。
病原体を排除しようとする防御反応としての発熱や下痢などのつらさに対して、解熱剤や下痢止めを服用することは、かえって症状をこじらせたりして疾病からの回復を遅らせる場合もあることを理解しておかないとなりません。それは手技療法の骨盤矯正や頭蓋骨矯正についても同様のことが言えます。
原因療法は、判断即施術が先天的知能(イネイト)の働きによりなされますので誤ったことはいたしませんし、修復するための好転反応は伴う場合がありますが、副作用ではありませんので、ダメージが残ることはありません。
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