内臓腰痛と背骨のズレ
内臓からの神経反射と腰の痛み
背骨がズレて、内臓腰痛の原因になることがある。
お腹の調子が悪いときに、腰の痛みが伴いませんか。
例えば、「下痢しているときに、腰痛がある」「胃が痛いときに、必ず腰が痛くなる」内臓のトラブルが原因で腰痛になることがあります。
内臓と神経がつながっている背骨が歪み、内臓からの神経反射により腰痛が発生するという体の仕組みです。
30年の施術経験から発見したことで、よくあることですが下痢や便秘などで大腸に異変が起きると、内臓からの反射により背骨下部の腰椎5番・6番が歪みます。
このように背骨のズレにより、腰が痛くなることがあります。
コーヒーや香辛料の摂り過ぎ、にんにくやしょうがなどの刺激物をたくさん摂っていると、胃腸の内壁の粘膜がただれて、腰痛になることがあるのも内臓からの神経です。
この「コーヒーやショウガなどの刺激食品の大量摂取を中断すれば腰痛は快方」 のテーマで、健康実用誌の「はつらつ元気」に十全治療院が紹介されました。
詳しくは以下のページをご覧ください。
>はつらつ元気 「腰」の名医、名施術師50人のページへ
◆胃腸からの慢性腰痛 施術例:Nさん 35歳
会社員Nさんは、小学生の時から野球を始めて、高校では甲子園を目指すぐらいまで野球選手として頑張ってこられました。
その時の無理がたたったのでしょうか、高校卒業後からは慢性の腰痛に苦しんでおられました。
かなりハードなピッチング練習をされていたそうです。
Nさんはぎっくり腰になり、さらに腰痛が悪化して6ヶ月間もの休職を余儀なくされて、友人の勧めで十全治療院にいらっしゃいました。
野球で無理を続けてこられた影響で、骨盤も傾いてひざ下O脚もひどく、股関節の痛みもあり、肩は極端ないかり肩になっていて肩こりにも苦しんでおられました。
Nさんは週に1度のペースでこちらに通い続け、7回目の施術後には腰痛が5割程度軽減され職場に復帰されました。
しかし、「十全治療院の施術後3日間は腰のつらさは感じないが、4日目くらいからは最初の痛みほどではないが、段々と痛みがぶり返して腰が抜けるような感じの痛みと足先のしびれが出てきます」とのお話でした。
8回・9回目の施術後も同様な小康状態で、「肩こりや頭痛は感じなくなりましたが、ほとんど毎日が下痢気味なのはあまり改善していません」とおっしゃいました。
そこで、「何か、毎日のように食べたり飲んだりしているものはありませんか ?」とお尋ねしたところ、「コーヒーが好きで、缶コーヒーを毎日5~6本は飲みますが、糖分の摂りすぎは良くないということで、砂糖抜きのものを自動販売機で買って飲んでいます」とのお話でした。
それが、頑固な腰痛がぶり返し、下痢気味なのが改善されない原因だと気がつきました。
コーヒーの飲み過ぎは胃壁・腸壁がただれます。そうすると、大腸の内臓神経反射で背骨の腰椎にズレが起きて腰痛を招きます。
Nさんはまさしくそのケースで、コーヒーを飲む習慣をやめるようにお勧めしたところ、下痢も止まって、腰の痛みもなくなりました。
(※ 効果には個人差があり、すべての方に同じ効果を保証するものではありません。)
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